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「ニュートロジーナ」 洗顔石鹸の哲学   

しばらくぶりにワタクシ mio が担当いたします。

色々な基礎化粧品やコスメを試しまくるのが大好きな私が、見事に20年もの長きにわたり使い続けている、ダントツ最長不倒アイテムがこの、ニュートロジーナ・フェイシャル・クレンジングバー(固形洗顔石鹸)である。

「ニュートロジーナ」 洗顔石鹸の哲学_d0108264_051721.jpg 忘れもしない21歳の冬、信販会社でバイトしていた時に、ずっと一緒にカウンターに座って仕事をしていた当時24歳の大竹先輩が、「ぴよちゃん(mioちゃんが何故かナマってそう呼ばれていた)、私最近ものすごい優秀な洗顔石鹸に出会ったよ。皮膚荒れがあまりにひどくて皮膚科に行ったら先生に薦められて使い出したんだけど、マジでいいよーー。だまされたと思って使ってごらん、1つあげる」
といって手渡してくれたのが、上記の石鹸であった。
その時私が思ったことは「24歳なんていう年増の女が薦めるということは逆に、すごくいいかもな。」だった。
怖ろしい。その頃はまだまだ「女の旬は24まで。25になったらクリスマス・ケーキ」なんて言われていた時代で、24歳にして男の気配のほとんどない大竹先輩は私にとって「完全な負け組・行き遅れちゃった女」にしか見えていなかった。信じられない話だ。

「ニュートロジーナ」 洗顔石鹸の哲学_d0108264_071523.jpgさてニュートロジーナはこんなふうに透明な琥珀色。
年増(!)の先輩に薦められたその石鹸は、使ってみると予想以上に良かった。Tゾーンのざらつきがすべっすべになる。それでいて余計なしっとり成分など入っていなくて何とも「さっぱり♪」する感じ。
なんか以前にお酒のCMで「何も足さない。何も引かない。」
ってのがあったけどまさにそれで、汚れだけをすっきり落として肌に最低限必要な皮脂はきちんと残し、ニュートラルな肌状態にする。洗顔後の肌はまさに「ゼロ」になった感覚。
それでもこの20年で、テスト的に何十種類もの洗顔料を試してきたけど、この使用感を超えるものはなかったですね。
1つだけ、コーセーから出ていた紫色の固形石鹸で(漢字3文字で・・・名前忘れた)ニュートロに限りなく使用感が似たものがあったが、これは1つ3千円くらいした。ニュートロは3ドル(360円)くらいである。同じ使用感なら、何も高いほうを使うことはない。

申し遅れたが、私が愛用しているのはアメリカのニュートロジーナのもので、日本で持田製薬が権利を買ってニュートロジーナとして売っている同名商品ではない。驚いたことに名前や姿は同じでも中身の使用感が全く違うので要注意だ。このことはコスメサイトにも偶然書いてあったが、日本のニュートロ石鹸は日本人好みに「しっとり成分」がプラスされていて「ゼロ」にはなれない。そういう成分が入っていると洗浄力にも多分に影響してしまうもので、ヌルヌルして汚れの中に洗浄成分がグッと入っていかない感じだ。
アメリカのニュートロは15年くらい前から日本では買えなくなったので、今も私はアメリカに出張する人に定期的に頼んで、出張先の近くのドラッグストアで2,3個買って来てもらう。3個買っても1000円くらいだから「お土産」ということでタダで戴ける。
なので、かつて1度も自分でお金を出してニュートロ石鹸を買ったことがない。そんなラフさでありながら、20年もの間私の美肌づくりのため本当に本当にお世話になり続けている飛び切りの逸品なのであります。

# by satomiomio | 2007-07-23 00:24

制汗スプレーにまつわる小話   

暑いですねぇ~。制汗スプレーにまつわる小話_d0108264_12532598.jpg
梅雨はどうなってしまったのか。
家に引きこもっていても、汗をかく季節になってきました。

さて、汗の季節といったら、ニオイが気になりますよね。
皆さん、デオドラントはどうしていますか?



私は、というか我が家は一家そろってこれです。
資生堂AG+。数ある制汗スプレーの中で、消臭効果はピカイチではないでしょうか。制汗スプレーにまつわる小話_d0108264_12551391.jpg

これが発売された6年前、宣伝コピーの中のショッキングな一文が私を襲った。
「40過ぎると、男女問わず誰でも『加齢臭』が出てきます」

か、加齢臭・・・・・30代の最後にしがみついていた時期なので、「40過ぎたら」という言葉にすごいインパクトがあった。「体臭が比較的ない(と思われる)私も?40過ぎたら?」

早速購入。配偶者に使わせてみると効果テキメンであった。
「洗濯するときのワイシャツの汗くささが消えた!」

これの製品化にあたった開発チームの、文字通り汗と涙の物語を新聞で読んだことがある。
汗を大量に採取する必要があるらしく、皆で涙ぐましい努力をして汗をかき、さらにそれを嗅ぎあう、というこれまた涙モノの実験を繰り返したそうだ。
(このネタ、いつかプロジェクトXでとりあげられると思ってたけど・・・)

そうしたかいあっての大ヒット商品だが、男3人と暮らす私にはとてもありがたいものなのだ。
ましてや、私も「加齢臭」のある四十路真っ只中。自覚症状はないが、夏場はとくに丁寧に使っている。「40過ぎると男女問わず、誰でも」 だもんね。ああ恐ろしい。

制汗スプレーといえば、高校時代のこんな話がある。
部活終了後の女子更衣室。あっちで「シュッ!」 こっちで「シュッ!」制汗スプレーにまつわる小話_d0108264_1257955.jpg
数々の制汗スプレーの香りが蔓延していた。
その頃メジャーだったものは「Ban」か「8×4」で、私は「8×4」派だった。
ある日、1年上の先輩が資生堂のものを持ってきた。商品名は忘れたけど、とにかく香りが他のものと違ってとてもイイし、容器にも素敵なイラストが描かれている、高級感のあるものだった。「先輩、それイイにおいですね」 「そう?使っていいわよ」と言うやいなや、そのT先輩は私の腕を上げ、ワキに「シュッ!」とひとふりした。
「わあ、いいにおい」
すると友達がヨコからヒソヒソ声で言った。
「あれは高いのよ」

後日、母と近所の商店街で買い物をしていて、薬屋の前で足が止まった。
T先輩にふりかけてもらった、あのスプレーがあった。
当時、「8×4」が400円弱で買えていたのに、それは値引きなしの(たしか)1000円だった。
自分のお小遣いで買うには高すぎる。今がチャンスだと私は母にねだり、ついにそれをゲットした。

家で早速シュッシュとやってたら、母がボソっとつぶやいた。
「そんなの、しなくてもいいのに・・・・・」
「どうして?汗くさいのってイヤじゃない。みーんなやってるよ」
「毎日お風呂に入ってれば十分よ。自然のにおいでいいのよ・・・」

後に、社会全体が「過剰な清潔志向」と揶揄されるようになったが、昭和一ケタ世代の母たち(戦中派)が育てた私の世代(高度経済成長時代の申し子)が、その過剰な清潔志向の担い手となったのかもしれない。
母は、それからもずっと私がシュッシュとやるたびに、あきれた顔をして「そんなのしなくていいのに」 とつぶやいていた。
娘が色気づいて、ヘンなことを覚えるのを危惧していたのかもしれないが、今となっては知るよしもない。
ただ、そんな母の心配?をよそに、当の私は色気づくどころか、食い気120%の熱血スポ根少女であったことは、高校時代の友達ならば誰もが証明してくれることでしょう。

時は流れて・・・・・
思春期の息子2人を持つ母親となった私は、当然のように息子たちにデオドラント教育をしている。
「AGなくなりそうだから買っといて」 几帳面な次男はいつも早めに注文してくる。
息子たちの部屋には、もちろん「お部屋の消臭剤」を置いている。
天国の母は、こんな私の母親ぶりを見て苦笑しているだろうか。

# by satomiomio | 2007-06-22 12:57 | その他

口紅考   

前記事で「くちびる」の話題が出たので、口紅について書きましょう。口紅考_d0108264_2010637.jpg

まず、口紅は、私が化粧品の中で最もお金をかけないアイテムです。
理由:前記事の本文及びコメントで述べたとおり、薄いきれいな形の唇ではなく、「ぽってり」唇だから。
なぜぽってりだと口紅にお金かけないの?と言われるかもしれないけど、私がメイクを始めた20数年前は、口紅といえば小さめに、薄めに塗るものでした。
今みたいに、自分の唇より若干厚めに塗って、さらにグロスでツヤツヤにする、なんて考えられない時代だったのです。
某大女優S・Rなんか、上唇が厚いので、ドーランで輪郭を消して、半分くらいの薄さに塗ってました(それを、私の母が真似ていた)
そんな「薄唇全盛時代」だったので、私はずーっとこの唇の厚さがコンプレックスでした。
(こう書くと、「どんなにべろんちょなの?」と思われるかも知れませんが、まあべろんちょとか口おばけ、というレベルでないものの、ぽってりしているわけです)

だから、私にとって口紅は、なるべく唇が目立たないような地味めの色、発色はなるべくシアーなものが基本となりました。
それは現在の厚め唇全盛時代でも変わっていません。
というわけで、my favoriteはこれ。サンローランの「ルージュ ピュール シャイン 」口紅考_d0108264_20112012.jpg
縦ジワが多く、口紅を塗る前には必ずリップクリームをつけなきゃいけない私でも、いきなり塗れるほどやわらかくて伸びる。発色はシアーで、ラメがピカピカ。でも上品なラメです。
おいしそうなあんずの香り。まあ、これは苦手な人もいるしょうけど。

でも1本3500円といっても結構痛いので何本も買ってはいられない。(ネットだと半額近いけどね)。

そんな私の強い味方がこれ、メイベリン ウォーターシャイニー ピュアダイヤモンド↓口紅考_d0108264_20131620.jpg

これは1200円、なんとサンローランの3分の1で、同様にリップクリームいらずでラメピカピカ、シアーな発色と「私の求める口紅の基準」を満たしている、優れものです。
もちろん、サンローランのピュール シャイン は、伸びが全然違うけどね。
だからといって価格分、つまり3倍以上品質がいい、ってわけでもない。

かくして、気がついたらこの前作の「ウォーターシャイニー ダイヤモンドハイパー」も含め、4本をとっかえひっかえして、その日の気分に合わせて使う私なのでした。
「どうせ、口紅なんてすぐとれちゃうし」
そう、私は面倒がってラインも引かないし、紅筆なんか使わない。
いきなりスティックを唇にのせて、ババっと大胆に塗るだけ。厚唇のなせるワザです。

さて、いきなりクイズです。ハリウッドセレブたちのセクシーなくちびる。
どれが誰のくちびるでしょう?
口紅考_d0108264_20185412.jpg口紅考_d0108264_20192719.jpg口紅考_d0108264_2020333.jpg

口紅考_d0108264_20224015.jpg口紅考_d0108264_20233510.jpg口紅考_d0108264_20241024.jpg

口紅考_d0108264_20252118.jpg口紅考_d0108264_2026164.jpg口紅考_d0108264_2027986.jpg


(上)左から ビヨンセ、アンジェリーナ・ジョリー、グゥイネス・パルトロワ

(中)左から ジェニファー・ロペス、ナオミ・キャンベル、スカーレット・ヨハンソン

(下)左から キャメロン・ディアス、ジュリア・ロバーツ、メグ・ライアン

なんか壮観だなぁ~。

# by satomiomio | 2007-06-15 20:38 | メイク

当たってる?「顔ちぇき!」   

「顔ちぇき!」です。
携帯で自分の顔を撮って送信したら、「似ている有名人」のリスト3人分が%つきで返信されるというもの。
へえ~、面白そう。早速携帯の中に保存してある画像を送ってみた。
****************************************************
やり方
携帯サイト http://kaocheki.jp/ にアクセスして、指示どおりに操作してください。
****************************************************

結果は・・・
当たってる?「顔ちぇき!」_d0108264_1583223.jpg① はしのえみ 25%
② 吉澤ひとみ 24%
③ 瀬戸内寂聴 24%当たってる?「顔ちぇき!」_d0108264_0362382.jpg

はぁ~? ①、②はともかくとして③はなんですか!?
私、寂聴さんに似てるの~?
③は、笑いをとるために、いつもヘンな結果になるのかな?と納得できず、別の画像で再トライ。

結果(2)
当たってる?「顔ちぇき!」_d0108264_040537.jpg① 高橋 愛  54%
② 川村ゆきえ 47%
③ 乙 葉    45%

うん、とりあえず③はふざけた結果ではなかった。
それにしてもここまでで知ってる顔といえば、寂聴さんと乙葉だけだ。
あとはなあに?モー娘?グラビアアイドル?

さらに違う画像を送った。
結果(3)
当たってる?「顔ちぇき!」_d0108264_0442083.jpg① 渡辺 満里奈 59%
② 乙 葉     53%
③ 山口もえ   50%

なになに?今度は元おニャン子か。
しかしさぁ、モー娘とかおニャン子ってのは、アイドルとはいえ「そのへんにいる女の子」という人たちの集まりなんでしょ。なんかさ、美人じゃなくてもいいから誰か一人くらい女優の名前でも出ないかしら・・・。(と、自分を省みずに図々しく考える)

まあ、実際の私を知ってる方は、こんな名前を見てさぞ驚かれ、笑われることでしょう。

しつこくもう1回、別の画像でやってみた。
結果(4)
当たってる?「顔ちぇき!」_d0108264_0485964.jpg① 眞鍋 かをり 37%
② 吉澤 ひとみ  36%
③ 松浦 亜弥   36%

もうわけわからん。誰にも似てないし。
しかし「吉澤ひとみ」は2回目の登場だわ。当たってる?「顔ちぇき!」_d0108264_0522644.jpg
(似てないよね・・・似てるわけないだろ!って私を知る男性陣の声が聞こえてきそう(~_~;)

えーっと、今回名前の出た人、一応全部画像調べたけど、一番似てる部分がある、と自分で思ったのが
「川村ゆきえ」でした。
当たってる?「顔ちぇき!」_d0108264_0553427.jpg


あ、すみません、画像間違えた(←確信犯) ボデーではありません。ゆきえさんごめんなさい。

ぽってりした唇のみ、似てたのでした。(特に上くちびる)当たってる?「顔ちぇき!」_d0108264_113373.jpg

いずれにしても皆、若すぎる。寂聴さん以外は。

結論: 私は寂聴さんにだけは、似てません。    (他のタレントの皆さんの名前が出たのは恐れ多く、ありがたき幸せにございます)

皆さんも試してみてね!

# by satomiomio | 2007-06-09 01:22 | その他

アテニア モイスチャーローションⅡ   

これは、久々の掘り出し物でした。
アテニア モイスチャーローションⅡ_d0108264_2321489.jpgながらくジプシー状態が続いている化粧水で、「正妻」扱いになる可能性大、というほど、ただ今気に入っています。

ひと言で表すと「質実剛健」とでもいいましょうか。
無香料・無着色。なんの変哲もない「ただの水」なのに、つけるとあら不思議、しっとり潤ってくるのです。
私は乾燥肌ではないので、最初につける化粧水があまりとろりとしたものだと、後に重ねる乳液や美容液で、もうファンデーションを塗る前に肌がテカテカになってしまう。なるべくさっぱりと、でもしっかり保湿してくれるものがいい。そういうニーズにぴったりの化粧水だったのです。

なんでアテニア?と思われるかもしれないけど、昨年暮れ、トライアルセットを買ったからなのです。
アテニア モイスチャーローションⅡ_d0108264_2344568.jpg
(↑これで1200円)
ポーチはかわいいとはいえないけど、ブラシ類が1本ずつ収納できるのが、旅行のときなんかにいいと思って出来心でクリック!するとこんな正妻候補に出会ったわけで、まったく出会いとはどこに転がっているのかわからないものですな。(何気にオヤジ言葉)

価格は150mlで2520円。十分にリーズナブルだと思います。
これは「Ⅱ」なのでしっとりタイプ。他にさっぱりタイプの「Ⅰ」、もっとしっとりタイプの「エクストラモイストローション」もあります。これはとろみのある化粧水なんだって。
毎月、豪華な会員誌も送られてきて、つい他のアイテムにも手を出そうかな、と思いつつ
今はこの化粧水だけに夢中、という状態。(ちなみに、トライアルについてた乳液やクリームもよかったです)

願わくば、外国製ブランドものを使うときのウキウキ感、みたいなものがほしいところだけど、質実剛健化粧水にそこまで求めちゃダメよね。外で遊んで帰っても、割烹着着ておいしい煮物つくって待っている古女房って位置づけかも(笑)

# by satomiomio | 2007-05-28 23:05 | スキンケア